プロダクトデザイン(外観)と画面デザイン(GUI)の両方を制作します。

弊社では、プロダクトデザイン(外観)と画面デザイン(GUI)の両方を制作しています。近年においては、タッチディスプレイで操作を行う製品が多い為、プロダクトデザインと画面デザインを同時に検討することは、ユーザビリティに配慮をする上でも大変重要です。また、企画中の商品が使われているシーンを描くことも多くあります。開発の初期段階で、商品ご利用イメージを確認すれば、早期に問題点などに気づくことができます。

 

取扱説明書、設置工事マニュアルを制作します。

商品開発の上流工程であるプロダクトデザインや画面デザインを進める中で、ドキュメント類の制作を行うことも多いです。デザイン開発過程の中で、操作方法などを想像しながら、商品に添付する取扱説明書の流れを検討します。取扱説明書が著しく煩雑になりそうだと感じたら、それは上流工程のデザインが良くないということですので、再びデザインをやり直すというわけです。このように、デザイン開発とドキュメント類の制作は、両輪となっているのです。商品が完成してから、「あれ、取説どうするの??」ということが無い様にしましょう!

〇 感染症リスクを下げるための、製品デザインについて

 

・清掃 / 消毒 を容易に行えるような、素材/構造/形状にする

・タッチディスプレイをやめる

・抗菌塗装を使用する

 

これまでの操作UIを大きく見直す必要もあり、製造コストの上昇もあり得ます。コロナ騒動は終わりましたが、今後は避けては通れない課題の1つです。例えば、ボタン部の形状を工夫するだけでも清掃性はよくなることがあります。成形品のシボ処理も清拭性の観点からは逆効果です。タッチディスプレイをやめて、音声入力方式とすれば、「触れる」というリスクはなくなります。特に医療機器では、重要視される要求事項の1つです。

 

世界に誇るメイドインジャパン商品を一緒に創りましょう!

デザイン開発事例

アイデアスケッチ(利用シーン、スタディモデル)

マーケットリサーチ(市場調査)

新規企画商品のターゲットとなるユーザへヒヤリングを行います。スケッチやプロトタイプなどを提示し、ユーザからの要望や意見を拾い上げて、商品開発を進めてゆきます。このユーザヒヤリングは複数回行い、ステップ毎にプロトタイプの精度も上げていくことが一般的です。またユーザが機器やシステムの操作をどのような手順で行うか調査することもあります。

①ユーザニーズの発掘 ②競合品の調査 ③コンセプト立案 ④受容性の確認 ⑤プロモーションの計画

ユーザービリティー テスト(使いやすさの確認)

新規企画商品のユーザービリティ―テストを実施しています。これは被験者にプロトタイプなどを操作してもらい、使いやすさに対する評価を行うというものです。被験者には、「当該商品の操作」課題と「当該商品とは関係のないリフレッシュ」課題を交互に実施してもらい、より客観性を確保した上でテストを行っています。人間工学的な論理性を担保する為、アイマークレコーダーなどの測定装置を用いることもあります。

企業研修・講演・講義(オンラインでも対応しております)

企業研修・講演・講義なども行っております。テーマは「ユニバーサルデザインとは?」人間工学の重要性」「プロダクトデザイナーの仕事」「商品開発のいろは」等々です。デザイン系、工学系の大学様や専門学校様であれば、就職活動前のタイミングでお話させて頂けると有効だと思います。費用は各学校法人様の定めに合わせて調整させて頂いています。

デザイン制作の考え方

商品開発や商品デザインを行う際の最重要項目の1つに「安全性」があります。自動車、医療用機器、建築設備、家電製品、文房具等々、様々なプロダクトがありますが、どれも「安全性」は大切な要素です。

 

特に近年では、多くの製品に液晶表示部が設けられ、様々な情報を組込んでいる場合が多く見受けられます。例えばカメラ。以前のカメラはフラッシュ点灯設定などは外部のスイッチを用いていました。しかし最近では液晶表示部のタッチボタンで操作することが多いと思います。

 

そして、いざフラッシュを点灯させようにも、どこのボタンで設定すればよいものか分かり難い場合はありませんか?

 つまり製品全体を総合的にみた上での商品企画が大切です。外観デザイン、画面設計、機構設計などをバラバラに行うと、「使い難い」ばかりか、危険を伴うこともあるのです。

 

事例をもう1つ、例えばクルマ。メーター廻りには、やはり大型の液晶表示部が設置され、スマホさながらの情報機器となっています。エアコンの温度調整やカーナビの操作は走行しながら行うわけであり、その操作に手間取ると非常に危険です。

弊社では、こうした近年の状況に合わせ「安全性を第一に考えたデザイン開発」を行います。人間工学やユニバーサルデザインの視点に基づいた商品開発を是非取り入れてみませんか?